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チナンテコ語について

まずチナンテコ語について。

チナンテコ語とはメキシコで話されている先住民の言語で話者数はおよそ13万人程。
メキシコには64以上もの先住民の言語が現在話されているけれども、話者の数だけで言ったら、メキシコ全体で14番目に大きな言語だとのこと。
話者のほとんどはメキシコ南部のオアハカ州に住む。
どこまでを方言と言い、どこまでを言語と言うかについては、明確な基準はないけれど、
言語学的な相互理解可能性について思いを巡らせるなら、チナンテコ語は14の方言(言語)に分けられるという。
お互いがそれぞれの方言(言語)を理解出来るのかについてはまだ分からない。

そして、チナンテコ語は中国語のような声調言語である。
声調の数は方言によって異なるようで、例えばチナンテコ語ウシラ方言(今のところ方言と言っておこう。後に別の言語と分かるかもしれない)は5つの声調があり、ソチアパン方言は7つの声調があるという。

文法はVOSの語順で、動詞(V)、目的語(O)、主語(S)の順に並ぶのだという。
ただ、これらはいろいろバリエーションがあるようで、また調べたらここに書いていこうと思う。

まあ、まずは大体こんなところだろうか。
何しろ、この言語については分かってない事がまだまだ多いと思う。(まあ私が全然調べてないだけだろうけど)
日本語でこの言語の情報はほとんど見つからなかったし、スペイン語でもそこそこある程度。
でももし今後どんどん興味が出てきて、論文とか読むまで行ったら、ある程度の情報は手に入るだろうし、いろいろ調べられると思う。
そうなったらなかなか楽しみだ。

(この記事に書いた情報は全てウィキペディアのものです)

by chinante11 | 2017-10-16 06:32 | 言語のこと